さとうガラス工房はサンドブラストという技術を使ってガラスに刻印するガラス工房です。最近では3Dプリンターでワインボトルなど円柱形のガラスに彫刻したり、サンドブラスト以外の切子に用いられる手法でガラスをカッティングしたりと色々あります。
ですが、さとうガラス工房ではサンドブラストに特化した技術でガラスに刻印しています。もともとサンドブラストは石碑さえも刻印できるほどの威力があります。ブラストボックスの中の鉄板や木材などは サンドの力で彫られ劣化して行くほどのパワーがあるのです。
薄く作られたビールグラス。こちらに鉄や木さえも破砕してしまうほどの威力のあるブラスト機で砂を吹き付けます。ガラスと砂は相性がよく、もともとガラスの素材は石なワケですから、なんなく彫れてしまうのです。なので 力加減が一番大切。
彫刻柄が細かいのも大変ですが 小さな文字入れにも気を使います。ガラスは彫れたと思って光透かし確認しますが、実際にマスキングテープをはがしてみると彫りが甘かったり、均一でなかったり・・サンドブラストと一言でいっても本当に奥が深いのです。
ですから、飽きることなくこの仕事を続けさせていただいております。そして皆さまのお手元に美しく刻印されたグラスをお届けできることが何よりも幸せに思うのです。(美しく刻印されたグラスのお求めはこちらから)