リングピローとは結婚式当日に結婚指輪の交換まで結婚指輪を置いておくための枕状のクッションや、小物入れを指します。また、挙式当日にそのリングピローを運ぶのはリングベアラーといって、新郎新婦のファミリー内で10歳くらいまでの男の子が務めるそうです。ですが、キリスト教の中に「子供に高価なものをもたせてはならない」という教えがあるため、このリングピローに乗せて運ぶリングはイミテーションにするそうです。
そうかんがえると、なんだかリングピローがとても可愛そうな気がするのです。最近では挙式前の忙しい花嫁が、その時間を縫って自らリングピローを作ることも多いそうです。そういったリングピローキットも多く販売されているし、スワロフスキーやプリザードフラワーで彩られたリングピローはとても可愛いです。
私が結婚した頃はウエディングケーキを花嫁が自ら作るというのが流行っていました。ある有名人の結婚式から端を発したようなのですが、いざ人前に出せるケーキを作るとなると 結婚式の準備だけでも忙しいのに、ものすごいプレッシャーがかかったことを思い出します。自分の近しい家族だけや新郎のためだけなら それほどのプレッシャーは無いのですが 会ったこともない新郎の親戚にまでそのケーキが披露されると思うと 自分の料理の実力の無さに嘆いたものです。
花嫁が忙しいのは 挙式の準備が忙しいだけでなく、一番は新生活への不安がなによりも大きいことでしょう。一般的にまだ女性の苗字が男性苗字に変わることが多い日本。職場への連絡や印鑑・免許・銀行・役場と慣れない手続きが一番心を疲れさせます。
そんなとき、最近では必ずといっていいほど挙式で用意されるようになったリングピローをお友達や新郎からプレゼントされてはいかがでしょう。見た目だけ「かわいい」というよりも衛生的でかつ、結婚後も水回りや寝室・化粧台にも置きやすいガラスのリングピロー。枕状でないのでリングスタンドの名称を名乗っていますが、リングピローより実用的ですよ。(結婚後も新郎・新婦につかっていただきたいリングピローはこちら)