最近のお名前は変わっている呼び名が多い!よく、キラキラネームと称されたりしていますが 昔から日本はキラキラネームが多い国だったのかも。有名なところでは スノーボード選手の成田3兄弟で 緑夢(ぐりむ)童夢(どうむ)夢露(めろ)などありますが、紐解けば明治時代の文豪 森鴎外も子供たちも於菟(おと)茉莉(まり)不律(ふりつ)杏奴(あんぬ)類(るい)など、読みづらい名前をつけていました。
キラキラネームは本人も両親も気に入っていれば どんなお名前でも良いと思うです。でも、中にはそのキラキラネームをあまり好きになれずにいる人だっています。現に私もあまり自分の名前(美冬)は好きではない方です。でも、長いこと人生を送っていると自分の名前を好きになっている時もあるし、苦手に思う時もあったり 状況や環境によって変わってくるかと思います。いずれにしても一生背負って生きて行かねばならないのが名前ですから 苦手に思うより、誇りに思える方が幸せなことですよね。少なくとも、どのような名前にしろ その名前を名付けたご両親は子供の人生や将来を思い、愛情と自信を持って名付けたことでしょうから、大切にするべきでしょう。
ですが、自分の名前を誇りにすることはできても 好きか/嫌いかは 別問題になると思うのです。例えば、読みづらい漢字の名前を周囲への気遣いから平仮名表記としたり、ということはよく有ると思います。これは実際、私の名前なども他人に読み間違えられることが多く(圧倒的に冬美(ふゆみ)と呼ばれます)それで名前に対して苦手意識が増長された時期もあります。こんな経験があると、読みづらい名前を持つ人が お店のカウンターや病院の受付で「このお名前 なんて読むのですか?」と繰り返されると名前に対してコンプレックスと持つようになると思うのです。ましてやお店や病院が混んでいるときなど 余計な手間を人様にかけてしまったなあと申し訳なく思うことさえも。
それでも、名前というのは一生付き合うもの。どんなおじいちゃんやおばあちゃんになっても 名前だけは一生変わらずについてくるものです。名前は人に命を宿すものとまで云われているくらい大切なものです。せっかくの贈り物やお祝いの記念品なら名前を入れて贈ってみてはいかがでしょう。どんなお名前もグラスの底ならお名前が見えるのは 手にした本人だけですよ。(グラスの裏面に名前が彫れるグラスはこちら)