ある日突然、社長から「会社の記念品を何か考えて。」と頼まれたり、部活動の先輩から「クラブの記念品を作ろう。」のような提案を受けたことはないでしょうか?一言で記念品といっても、会社の創立記念品なのか、得意先への謝礼の記念品なのか、部活動にしても、卒業するOBへの記念品なのか、何かの大会の出場記念なのか・・・で、まったく違いますよね。
なので、そう頼まれて最初にする質問は「誰に」「何のために」「いくつ作る」・・・といったところではないでしょうか。もちろん、その後に 予算だったり 渡す時期であったりと続くのですが まずは「誰に」向けての記念品なのかということでしょう。
私が会社員だった時、毎年5月ごろに得意先を集めて慰労会のようなパーティを開くことがありました。その時もやはり記念品選びが大変でした。というのは毎年 ほとんど同じ顔ぶれなので昨年の記念品を今年も使いたくないという社長の意向。もちろん、会社が記念品として毎年同じものを使う事はなんの問題もないのですが、社長の意向は何よりも尊重しなくてはなりません。「得意先のために」「弊社をよりご贔屓にしてもらうために」記念品は作られるのです。毎年違うものが良いという「得意先」を思う社長の意向があるる上に、営業部門からは、「よりご贔屓にしてただくために」会社名は入れたい、もっともな意見です。
記念品の数が多い場合 「得意先」の名前は特定されなかったりします。しかし、よりご贔屓になっていただくためには社名はあった方がいいことに間違いはありません。でも、社名入りを作るということは 100個や200個以上の数が要るのでは?と心配になりませんか?記念品は当日の参加者分の数量が揃えば、あまり余分な数は作りたくないもの。できることなら 参加人数分ちょうどにしたいくらいです。
一昔前は 社名入り、名入れなどは数百単位で制作したものです。今でもボールペンなどのノベルティはそれ位の数の発注は必要でしょうね。でも、ガラスなら1つからでも名入れできるのです。最近では大手の懸賞品さえも、それぞれ個人名を名入れする記念品も増えてきました。1つずつ記念品を用意してこそ 真心は届くものです。
「誰に」「何のために」記念品を作るか それぞれのパターンがあるでしょう。しかし、もう顔のみえない誰かのための記念品時代は終わったのかもしれませんね。(人気の記念品はこちら→)