当房のある四国から京阪神までは車で2時間程度。途中、明石海峡大橋を通ってまずは神戸に向かいます。その明石海峡大橋のサービスエリアの広場に「トンビにご注意!」という看板があります。その文言後に、「トンビが、食べ物をみつけ後方から急降下し、手から奪う事例があり・・・」とのこと。実際に淡路島のサービスエリアでトンビをみたことはありませんが、私の住んでいるところでは実際にトンビが出没するので あまり珍しくありません(笑。
トンビは、鷹科の一種で体調は60~65cm カラスより一回り大きく翼を広げると150~160cmになるとか。普段は、上空を飛んでいるところしか見ないのですが、一度愛犬マロンとの散歩中に大きな鳥が急に舞い降りてきて怖かったで、てっきり鷹か鷲だと思って調べたら トンビでした。変な話し、急降下して近寄られた時は 本当に怖かったのだけど、相手がトンビだと思うと急にホッとした気分に。なぜか鷹や鷲には怖いイメージが付きまといますが トンビはとても身近で愛嬌もののように思います。きっと独特の「ピーヒョロロ」といった泣き声やフワフワした飛び方から そう感じたのかもしれませんね。
さて、よく言われることわざの「鳶(トンビ)が鷹(タカ)を生む」という言葉あります。この言葉からも鷹が優秀でトンビが平凡のように思ってしまったのかもしれませんが、実はトンビも鷹も同じ鷹の種類で、よく似ています。なので「鳶が鷹を生む」というのは よく似ているという意味もあるそうです。このことわざには諸説あるのですが 通常は「平凡な親から優秀な子供が生まれた」という意味に使われます。なので、鷹には優秀な人間のイメージがついて回ります。そして、鷹を使った鷹狩は世界各国でも行われ鷹の賢さを物語っています。戦国大名が鷹狩を好んだことは有名で 鷹は人との相性もよく、その姿は「神の化身」と例えられるほど優美です。
速く飛び、力強いイメージから 飛行機や電車、野球球団の名前・愛称にもつけられる鷹。そんな鷹の柄をモチーフにしたプレゼントはいかがでしょう。言葉で「本当にすごいと思っているんだよ。」と伝えても、なぜかしら笑いに変えてしまうのは仲のよい証拠。それでも、一生に一度の記念日のプレゼントなら、そこは照れずに本音をカタチに。「あなたを超えることは本当に大変。」と、呟きながら そっと手渡してみてはいかがでしょう。(鷹柄のフォトフレームこちら→)