読書。

スポーツが苦手な私は運動場より図書館が好きでした。 でも、いつからだろう、ビジネス書と雑誌しか読まなくなったのは。 さとうガラス工房のグラス 誰かにダメといわれたこともなく、いつの頃から長編小説を読まなくなってしまいました。小・中学校の時は国語の教科書が4月に配られるとすぐに全部読み切ってしまうほど本が好きだったに。記憶にある最初に読んだビジネス書は新入社員の頃の鈴木健二さんの「気くばりのすすめ」。当時の上司が「気はいくら使っても減らないから、くばれるだけくばりなさい。」といわれた時のことを思い出します。社会にでたすぐだったので、「世の中とはそうゆうものなのだ。」と素直に受け取ったものです。でも、その頃からか長編小説には手が出なくなりました。読まなければならない本に時間が独占され、読みたい本がずっと後回しになってきた感じ。子供が小さい時は絵本を毎晩読んでいたし、少し前に流行ったケータイ小説も読んではいたけど、好きな物語を読んでいるという感はなかったですね。 村上春樹作品は「ノルウエイの森」が出会いで、現在「海辺のカフカ」に挑戦中!「1Q84」が出版された時は本の出版がテレビでも話題になったほどだったけど、当時は長編小説を読もうという気が起こらなかった。たぶん、「気になるし好きだけど 今することじゃない」と心のどこかで思っていたのだと思う。今も時間が有り余るわけじゃないけど、事務所にいつもより15分早くついて部屋が暖まるまでヒーターの前でちっちゃくなって本と読み進めるのが楽しいし、そして「今読まなくちゃ、いつ読むの?」みたいな気持ちも少しあったりする。 さとうガラス工房のグラス 休日の午後の読書はお茶を片手に物語を読むのは至福の時間。陽が明るいうちは、洗濯や庭掃除などに時間を使うのが有効と分かっているのだけど、敢えてこの時間帯に読むのが「あと10分読んだら止めよう」とか「次の章まで読んだら、もうおしまい」と自分との気持ちと戦いながら読むのがまた楽しい。 問題なのは あまりに久しぶりの長編なので最後まで読み切れるか(笑。下巻を読み始めたら報告しますね!
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