人生で身につけたいものの一つに存在感があるのではないでしょうか?
クラスの人気ものになれたり、異性からモテるための要素にも欠かせない存在感。
さて、あなたの存在感は。
お金を出せば身なりを整えることはできますが、自分のなかから湧き出てくる存在感は一朝一夕では手に入らず苦戦している人も多いのでは?「何事にも一生懸命な人」や「元気な人」「理解のある人」など、一定のパターンはあるにせよ、それに自分らしさを加味して行かなければ存在感は薄いままなのではないでしょうか。
そうはいっても「声が大きい人」を存在感ある人と位置づける人もいれば、単に「うるさい人」と見る人もいます。「リーダーシップがある人」という見方もできれば、「強引な人」と 物の見方に二面性はつきものです。でも、写真のグラスですが なにもエッチングを施してないものより、「なにこれ?」と思わず問いかけてしまうほどの存在感がありますよね。
人で考えると難しくなりますが、モノで考えるとわかりやすいかも。要するに、「なにこれ?」と、思わず聞いてみたくなるところに存在感はあるのではないでしょうか?ファッションでも良くも悪くも「その意図するところは?」と尋ねてみたくなる点があると、単に似合っているだけより存在感があります。ある意味「他よりも変わっている」ということではあるのですが、それが持ち物であれ、自分自身であれ 他と変わっていることを受容する態度が存在感を際立たてます。
バスの中でお年寄りに席を譲る時、誰も譲ろうとしない中 進んで譲ることは勇気のいることかもしれませんが そこにその人の存在感が現れます。逆に、信号待ちをしている時 赤信号に変わろうと点滅をし始めて大急ぎで渡ろうとしたりする姿にもその人なりの存在感がでています。存在感は ちょっと他と違うことですから 良い場合と悪い場合があるわけです。もちろん、身につけたいのは「良い存在感」なわけです。自分らしく素直な振る舞いであったとしても反社会的であったり人に迷惑をかけてしまったのでは 存在感などない方がいいくらいです。それよりも、自分らしく素直な振る舞いで 他の人と変わっていても 「なにこれ?」と尋ねられたとしても、胸を張って 「どう、ステキでしょ。」と笑って応えれることが存在感を大きくするのではないでしょうか。
私自身も人と違った行動をするのは苦手なタイプで、ついつい大勢の人と同じことをしようとします。少し値段が高いドーナッツの方が「美味しそうだな。」と思っても、セールでお得になって行列ができているドーナッツを買ってしまい、家に帰って一人で「やっぱり欲しいと思った方を買えばヨカッタ。」なんて後悔をしたりします。だって、最初はドーナッツであれば何でもいいぐらいの気持ちでお店に入ったわけですから、ついつい価格重視になったりするのですよね。それに主婦ですし。これは食べ物以外でも、多々やってしまうことがあります。
それでも 【この機会には】という時は しっかり自分の意を通したいと心掛けています。いつもドーナッツばっかり買ってる場合じゃないですからね。小さな決断の積み重ねの練習が、やがて大きな選択の決断に繋がると思っているので、常に自分らしい決断ができるようになりたいものですね。それが良い存在感を育てる方法ではないでしょうか。