ほぼ1年。販売されていなかった月見柄ランプ、再販売です。どうぞ、消費税が上がる前にお早目に(^^)

昔から人は暗闇を嫌います。もちろん、獣から身を守るために夜は松明を燃やすのは身体の安全確保という意味もありますが、暗闇は人の心を不安にします。不安は、過去や現在の出来事ではなく、未来に何が起こるかわからないときに一番強く感じるもの。暗闇はその闇から何がでてくるか、わからないから余計に不安に陥りやすいのでしょうね。
そんな暗い夜でも月が出る夜は その月明かりで影ができるほど地上を照らします。太陽のような燦々とした明るさや熱はないけれども、心も体も癒してくれそうな優しくて温かい灯り。きっと現代人よりも昔の人はその月灯りを崇めたことでしょうね。
透き通るような青白さを放つ月灯りは心に染みるとともに、その明るさで心を浄化してくれるようにさえも思えます。私はそんな明るさが大好きです。蛍光灯の灯りよりも白熱球のような明るさが。最近ではLEDが普及してきてちょっぴり風情を感じられなくなってきましたが、それでも何もかも包み隠さず照らす明りより、少し控えめでそれでいて温かい明りは心のコリをほぐして 今日一日起こった出来事や、楽しく感じたこと、嬉しく感じたこと 悲しかったり、つい怒ってしまったことなど 「まあ、そんな日もあるよね。」と自分の心に寄り添ってくれそうな気がします。
毎日目まぐるしく変化する日々のなかで自分を忘れてしまいそうになるときはありませんか。本当は、自分に正直に生きたいのに、いろんな柵や思いに翻弄され 疲れてしまうことはありませんか。みんなそうなんです。24時間、365日 お日様が照らないのと同じこと。そんな時は 心をすべて闇に飲み込まれる前に心の休憩をすることを忘れずに。あなたを見守っているのはお月様だけじゃなく、友達や家族もいることも忘れずに。心に休憩を。あなたの大切な人に囁いてくださいね。