天皇誕生日。
年末で慌ただしくなる前に、お稽古事の先生にご挨拶に伺い、ついでについつい忘れ気味のお月謝を納め、久しぶりの実家へ。車で1時間足らずの場所に住んでいるのですが、県内に住んでいる私より、県外に住んでいる妹や弟の方が連絡はこまめにしているようです(笑。
子供というのは厳禁なもので 親はいくつになっても元気で また子供もいくつになってもキモチは子供のままでわがままや悪態をついてしまいます。他人に対しては決してとらない態度も なぜかしら親にはガードが甘くなったりするものです。そして、親の方はそんな子供のキモチに対して「もう大人なのに」という想いからすれ違いが生れたりします。親子とは難しいものですね。
そんな今日は天皇誕生日。昭和生まれの私としては 昭和天皇のお顔ははっきりと覚えています。激動の昭和、戦後70年を2015年に迎えますが、今上天皇はその近くで昭和天皇に寄り添われていたからこそ その想いも深いことでしょう。でもこうやって元気そうな今上天皇のお顔を拝見すると穏やかで柔和なよいお顔。ご尊顔を拝し、こちらまで心澄渡る気持ちになります。
親子関係は難しくもあり、またその難しさの分 心の拠り所となることも大きいでしょう。なによりも親は子供に対して良かれと思って行動するから あまり悩みませんが 子供の方は「良かれ」=「期待」と感じ重荷と感じることもあるといいます。お互いが気を遣いながら、過干渉せず 独立した存在として認める関係が望むべき親子関係なのでしょうね。とはいっても、日本には還暦に始まり、喜寿・傘寿・米寿といった長寿のお祝い事があります。成人の20歳から数えて40年後になって周囲に祝ってもらえる誕生日がくるのです。そんなときは普段の疎遠をふっとばすがごとく、盛大にお祝いしたいものですね。