このグラスのハイビスカス模様は ファッションマグで一番の人気です!というお話しもしたいのですが クリスタル→マグと話が続いているので 型ガラスのお話しを少し。さとうガラス工房のグラスたちはほとんどがOEMといって 当店で型を決めて それを海外のガラス工房や国内のガラス工房で150個~200個制作していただき すべて購入して彫刻をしてお届けしています。なかにはワイングラスのように どうしてもそのカタチに自信が持てなくてメーカーさんお薦めのグラスを使う場合もありますが デザイングラスといった少ロットでしか作られないグラス以外はそのほとんどが自社発注です。ただ、残念なことにこのファッションマグは 型ガラスで作ってもらいました。なにが違うか。耐久性が抜群にいい!しかし、張り合わせの線があるのです。持ち手とそのグラス正反対部分にどうしもラインがでてしまいます。もちろん磨いて目立たないようにはしています。この線が気になる方は、クリスタルマググラスをお薦めしたいのですが、なにぶん弱いのが弱点。どうしてもグラスに持ち手があるものは その持つ手にグラス+そのグラスに入れた液体の重さが負荷されます。よって、丈夫な作りでないとすぐに持ち手の部分でひび割れが起こるのです。それはとても残念なこと。現在もなんとかバランスがよく型ガラスでないグラスにならないかメーカーさんと相談中です。これは当店のほんと、課題と思って取り組んでいます。