偶然の出会いを私は信じるほうです。空港で偶然会った学生時代の同級生や、つい衝動買いしてしまうような洋服、余ったワインを入れたら、とっても美味しくなったステーキソース等。偶然に出会ったことの方が、そこから学ぶことは多いような気がしましす。きっと潜在意識下では偶然に出会ったものから発せられる情報を欲していたのしょうね。
私自身の最大の偶然は サンドブラストでガラス細工をするようになったことかもしれません。家がガラス屋さんだったとか、美術専攻だったとかならば 多少なりとも縁があるのでしょうが、特にガラスとの接点はありませんでした。
でも、母親がキルトを作っていて家中がハンドメイドの布で溢れていたり、父親が写真が趣味でその光と影の面白さに心惹かれていたことは事実です。負けん気の強い子供でしたから「いつかは親を越えたい」なんて思っていたのかもしれませんね。もちろん、そこには両親に対するリスペクトの気持ちがあり、越えれそうもないから越えたいと願ったのかもしれません。
ですから 光と影でキラキラ光るガラスにハンドメイドで細工をするサンドブラストに興味をもったのは、偶然というより必然かもしれませんね。インターネットでその商品を販売するようになったのは 子供の夏休みの宿題の絵日記を絵じゃなくデジカメで撮影しようとしてパソコンショップに行ったのが始まりで そこでプリント用にプリンターを買ったものの機種の関係で、一度パソコンを通さなくてはならないことになり パソコンを買い、そんなことをしているうちにインターネットという言葉を知り・・・・
そもそも絵日記の絵のためにデジカメ?なのですが、新しいものが好きだったので 絵日記のためというのはきっかけにすぎないかもしれません。プリンターだって、カメラから直接プリントできない時点で他の機種に買い直しできたのに、ついパソコンを買った。本当にはパソコンが欲しかっただけかもしれません。どれもこれも「偶然」とか「仕方なしに」とか言ってはいるものの、そうゆうことを知りたかった、やってみたかったの気持ちが強かったのだと思います。
毎日にように偶然は降ってきますが、取捨選択するのは自分次第。都合よく気に入ったことだけを選んで歩けば 楽しい事が待っていると信じています。気に入ってないものを選んであるけばそれは苦労と感じてしまうでしょう。
いままで作家さんのガラスは販売することに抵抗を感じていましたが、トラビスさんとの偶然の出会いに何やらこの先面白い事がおこりそうで、今はワクワクしています。さて、私が気に入って選んだ偶然の出会いを皆様にどう感じていただくかは・・・皆様次第!?(
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