バランス。
モノを買うのは慎重なタイプです。特に家電製品や衣類など消費してすぐに無くならないものには慎重に慎重を期します^_^;ですから、この季節 お節料理の具材や年末・年始のご飯等には躊躇なく出費するのですが、年季の入った2~3000円で買える簡易なトースターも 買うまでに大型電気店の中でウロウロと行ったり来たり。同様にインテリアや洋服も買うことに悩みまくります(^_^)
それは金額の上下で悩むのではなく、長く付き合うことに対してそれは「自分らしいか」「他の持ち物と調和しているか」など、いろんな要素が絡んでくるからです。一時期、心の向くままに「自分の好きなモノ」を回りにおいていたのすが、気がつけば全部が煩い(笑。
ある日、悩みに悩んで、白とグレーにユリの花をあしらったフランス製のテーブルクロスを購入しました。とっても気に入ったし、娘からも「らしい」と云ってもらえたし、なんといっても美しい!なのですが、実際に家のテーブルに広げてみると煩い(笑。それは その美しさを引きたてる素地が弱いのですよね。モノ全部が主張しすぎていて、一番良いものが輝いてこない。これはお料理にも言えることで、素材が良いのは当たり前なのですが 濃すぎると煩いだけになってしまう。例えば、スキヤキなど下手をすれば甘辛煮になってしまうという話です。
私達はお客様の声を汲んで、大切な記念品をお作りしています。その際にも「なにが一番伝えたいか」を、考えるようにしています。自分自身もインテリアを買う時に悩む方なので お客様の気持ちはイタイほどわかるつもりです。すべてのモノゴトの成り行きは「自らの選択」といいますが、「自分らしさ」と「他との調和」が整ってこそ、ベストチョイス!と思うこの頃です。もちろん、クリアなガラス製品なら どんなお部屋にもベストマッチ!