おかげさまで、最近 ガラス工房にお越しいただくお客様が増えました。もちろん、お越しいただけたお客様にはもれなくフレーバー紅茶のサービスを行っておりますので、ぜひお近くに来られる時は お立ち寄りくださいませ。
ただ、先日もお客様から「商品を取りに伺いたいのですが・・」とお電話で伝えられ、
「お住まいはどこですか?」と尋ねると
「横浜です。」と。
当店があるのは四国徳島県でございます。東京から片道1.5万円ほどの飛行機代金と1.5万円ほどのタクシー代金が必要になります。よろしければ全国一律¥800(税別)でお送りしておりますのでご利用くださいませ(笑)
さて、そうやってお客様をお迎えするにあたり 商品をご説明するのですが その際に気になるのが手の皺。どうしても手作業が多いので手のシワシワ感は隠せません。この仕事をするまでは なぜ爪ってあるのかな?位にしか思っていませんでしたが、爪と指先を駆使して作業をするので 冬の乾燥シーズンに入ると保湿クリームはかかせません。それでもまだクリームを寝る前にたっぷり塗るだけで 翌日には年齢相応の手に戻ってきています。これが何かの拍子で保湿クリームを塗らないと とてもお客様にご説明できるような手でなかったりします。
たぶん、顔だって皺だらけだし、髪だってボサボサしているときもあるのですが 手は自分の眼でしっかりと見える自分の体の一部です。昔から「手は口ほどにものをいう」と云われ、手を見ると職業が分かったり 騎手・運転手・受け手・聞き手など ○○する人の意味で使われたりするほど大切な「手」です。特に工芸の分野では「手塩に掛ける」や「手間暇を掛ける」など、手で直接的に製品を作り上げる場合は「手仕事」や「手工芸」と作品をリスペクトする意味で使うこともあります。
そんな大切な手がしわしわ・・・というのは わざわざ遠方よりお越しいただくお客様に対して失礼になるとおもい せっせとハンドクリームを塗りこんでいます。まずは目に見える部分から!見えた部分がケアでできてこそ、見えない部分にもキモチが行き届くというものです。お会いできないお客様にもそんな行き届いたキモチをお届けできるよう心掛けています。お客様の想いが共有できいることを願って こんな
ワイングラスのデザインもございます。