チョコレート
チョコレートが大好きです。何かしらストレスを感じたり、気力が落ちたり、もちろん体力疲れの時もチョコレートは私の強い味方です(^_^)そんな私の姿をみて、会社のスタッフが「いつからチョコレートが好きになったのですか?」と聞いてきました。
みなさんにも、好きなものがあるかと思いますが その明確な理由をこたえることはできますか?少なくとも私のチョコレート好きはいつからなのかは記憶をさかのぼることさえできませんでした。最終的に出た答えは「お母さんのおなかの中にいた時 お母さんが食べていたのかもしれないね。」のスタッフの一言でした。
ありうる話しです。すぐに電話をかけて 真実を確かめて・・・・・と、行動に移せないところが微妙な親子関係というものでしょうか。もうすぐ年末だし、暮れのあいさつの時にでも聞こう、と思うのが親子の照れでもあったりします。最近の親子はLineやメールなどで 大した用事でなくとも頻繁に連絡を取ることが当たり前ですが、スマホさえ持っていない親に、家の固定電話にかけて聞くほどの話しでもありませんものね。
でも、このちょっとした会話のきっかけは 実はとても大切なことだったりします。「あの時に聞いておけばよかったなあ。」なんて時が経つと思ったりするものです。コミュニケーションが大事とわかっていても、忙しさで見過ごしてしまうことは多々あります。それでは 大人になってから「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」と思うことと同じことのような気がします。
自分のルーツを知ることは 大切なことです。その手がかりは一番身近な親です。親に聞きたいことがでてきたら まずは聞いてみる。聞くのが照れくさかったら せめて何を聞くかだけでも覚えておきましょう。親に会う年末や年始・里帰りが楽しみになりますよ。親は自分の知らない自分を知っている貴重な存在です。未知なる自分に出会える楽しみが親との会話には隠されているのです。