ザ・グラス・スタジオ イン おたるさんに行ってきました。

11月最初の三連休を利用して以前から気になっていた小樽に行ってきました(*^^)v さとうガラス工房のグラス 朝から小雨が降って ちょっと寒かったのですが ここは地元のガラス作家さんから、「小樽では有名な古いガラス工房だ。」と聞いて伺ってみました。 さとうガラス工房のグラス 1979年に世界的なガラス工芸家・淺原千代治さんが6人のスタッフとともに小樽にガラス工房を設立。 1960年代、アメリカでは大規模工場でデザイナーと職人さんとの分業によるガラスづくりが主流だったのですが、個人ガラス作家さんが小規模なガラス溶解炉を築き、人の手を借りることなく自らの手で自由にガラス作品を制作・発表していくという「スタジオ・グラス運動」が起こりました。 ちょうどこのころ 小樽では110年の歴史を持つ「北一硝子」さんで 現在の3代目社長 浅原社長が就任されました。いまでこそ小樽はガラスの町として 町の人口の50倍以上の観光客が小樽の地を観光で訪れていますが、それは昭和50年代以降のことなんですね。 なので、ガラスの町 小樽としての発展にこの ザ・グラス・スタジオ・イン おたるさんが深く係わっていることは間違いのない事実です。観光客の一人として 小樽を訪れると「北一硝子」さんが目を惹きますが、小樽の街の人たちにとってはこの「6人のスタッフ」さんというのは伝説になっているようです。 さとうガラス工房のグラス 当時は 吹きガラスも今のように一般公開されることもなかったのを変えたのもこのグラス・スタジオイン おたるさん。いまでこそ天狗山の山麓にありますが、以前は小樽の町中にあったよう。 職人気質のおじさんたちが、眼下に小樽湾を見ながら黙々とガラスを作る姿はカッコいいとしかいいようがありません(^^ゞ さとうガラス工房のグラス 工房内には 小樽ブルーを中心に数多くのグラスやガラスが並べられていました。最近では輸入ものが増えてきているガラスたち。ここにあるものは全てガラス職人さんの手作り品ばかり。ガラス作家さんとして華々しく活躍するアーティストさんたちもいれば、こうやって日々の生業としてガラスを真摯に作る人たちもいて成り立つ日本のガラス業界。まだまだ小樽シリーズ続きます。明日はこの伝説の6人といわれたうちのお一人にお会いしてきます(*^_^*)
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