大好きな画像の1枚です(^^)
なんだか 魔法の手みたいなのですが、グラスエッチングするときはこんな感じなのですよね。数多くこなしているからできることですが、ペアで同じものを作る場合は微妙な位置関係にも気を遣う大変な作業でもあります。

サンドブラストをする作業の中で色々とプロならではの小ワザがあります。でもどんなに素晴らしい技もすべては「量稽古」です。簡単なことでも、毎日1個作るのと毎日10個作るのではその技術は日々の積み重ねで差が歴然としてきます。
今行われているSochiオリンピックの競技などを見るときも選手の素質も世界ランキングまでくると 量稽古だけではなく、体調や運に左右されると思いますが ある一定のレベルまでは量稽古で決まると思っています。でも、それだけ稽古量を積めるというのは 基本的にそれが好きだってことなのですよね。オリンピック選手で イヤイヤ競技をやっている人って聞いたことがありませんもの。
昔から「好きこそものの上手なれ」といいますが、私たちの工房スタッフは7~10年と経験を積んだベテランスタッフたちです。基本的に「ものづくり」が好きな人間の集まりです。「ものづくり」の楽しいところは、次はこんなところを工夫してみようや、こんなことができたら面白いのになあとか、どうやったらもっと喜んでもらえるかなあと、日々の作業の中で楽しみながら仕事ができることです。お客様からの商品で楽しんで、、、なんてお叱りの言葉をいただくかもしれませんが、しかめっ面で作った作品より ニコニコと「こうやったら喜んでもらえるかなあ。」と思いながら作った作品のほうが同じ出来上がりでも 私は温かみが違うような気がしています。
若い人の離職率が高いなか、工房のスタッフたちが仕事を長く続けてくれるのは「自分にしかこの仕事はできない」というプロ意識が高いのも理由の一つです。それにはお客様からいただくあたたかい言葉もありますし、隣の席の制作スタッフよりいいものを自分が作るという競争心もあります。
工房を主宰している私が言うのもなんなのですが、ガラスという素材も魅力的なことではあるのですが、本当は制作スタッフたちをベタ褒めしたくなるときがあります。オリンピックを夜な夜なみているせいかもしれませんが。私はうちのスタッフが作ったものはめっちゃスゴイねんって、いつも心の中で思っているのです。