関西では年末・年始になると当たり前のように目にする金時にんじん。実は関東のほうではあまり見かけないとか・・
先日も関東の友人たちといっしょにおうどんを食べる機会があり、食べ終わったおうどんのだし汁をみて お蕎麦のようにお湯で足して だし汁を飲まないのか?と聞かれ、ビックリ!
住む場所や環境によって いろんなものの見方があるのだなあと勉強させられました。
狭い日本でさえ、普段接していない物に対して、いつも接している者からするとビックリするようなことを聞かれたりするわけですから、海外だと もっと変わってくると思います。
たとえば、国産のワイングラスと外国でつくられたワイングラス。海外のグラスメーカーさんには 「ワイングラスが大きすぎて、食器棚に入れるのに苦労する」という声が届くそうです。海外のグラスメーカーさんからすれば、ビックリの意見ですよね。ワインはお城などで飲まれていたものですから、元々のスケール感が違いますもの(笑
同じように当店のガラスに関しても 気泡に対してお声をいただくことがあります。気泡はそもそもハンドメイドであることの証明のようなもの。ガラス炉でガラスの素材を巻き取るときにどうしても空気が入ることがあります。これはガラス炉内の温度や巻くタイミングもあるのですが、逆に安価な型に入れるようなグラスには そのような気泡は見受けられません。
キズ・気泡・異物一つないガラスには メガネのレンズを例に取り上げられることがあります。メガネをお使いの方ならそのお値段がいかほどのものか想像ですかと思います。私どもからすればギフトなどのグラスでもそこまでのガラスのクオリティーは値段を釣り上げるだけで不要かと思っています。それよりも、名入れといった加工やラッピングで想いを伝え、目を楽しませるほうがいいお品になると思って疑っておりません。
もちろん、当店の出荷基準は高いものだと自負していますし、グラス類などの説明書きにも「グラスの気泡や巻きムラはハンドメイドである証拠、グラスの個性としてお楽しみください。」と贈り物の際にも先様にわかるようにご案内させていただいております。
私たちは普段からガラスやグラスを多く目にします。逆に普通に生活している方よりガラスに対しては汚れや歪みに目が行きます。悲しいかな、私もお食事の際にワインを頂くときは そのワイングラスがどこのメーカーさんかな?と見てしまいます。お客様からも多くの「ガラスが綺麗ですね。」とコメントをいただいたりしております。それだけ、自信を持ったガラスをお送りしておりますので どうぞご安心くださいね。そして、なにかしらお気づきの点がありましたら 遠慮なく ご連絡くださいませ。たまにはグラスの個性を越えて輸送時のヒビなどもございますから。その点はプロの私たちに どうぞご相談くださいね。