母の日も近いということで ガラスのカーネーションを作ってみました。
まずは、ガラス素材をテープでマスキングして下絵になるカーネーションを写し取ります。その後、デザインナイフで花びらをカット。そして、花びらを1枚ずつ外して、ブラストしては元に戻します。
その作業を花びらの枚数だけ繰り返します。花びらの先端部分を強めに、花芯部分を弱めにブラストすると花に緩急がでて立体感が生れます。私の場合、花びらの彫り残しがないように、マスキングテープを外して元に戻したものは赤色でチェックをつけます。(1つ目につくったものは、1枚彫り忘れがあり倍の手間をかけて修復した痛い経験からです。)制作という作業はそんな痛い経験を克服するたびに、手早く美しくできるようになります。経験は作った個数と比例して増えますから、いくら数をこなしても尽きることはありません。1つ作っても次はここを工夫しようとか、この部分をひと手間かければ 仕上がりが数段にキレイとか、気づきの連続です。
それがモノづくりの最大の楽しみでもあると思うし、気持ちが折れることなく作業ができる理由でもあります。そしてそんな繰り返しのなかでできあがったガラスのカーネーションがこちら
この後、マスキングテープをはがす前にサンドペーパーで磨きをかけて出来上がり。このマスキングテープをはがす前に磨くことも、以前はテープを剥がしてから磨いていたのですが、小さいガラスはそのままマスキングテープをしたままのほうが磨きやすいと・・・それも一つの気づきですね。
そんな気づきの連続で作り上げたガラスのカーネーション。母の日用にお作りした予定数は完売しました。ありがとうございました。でも、まだ名入れのガラスケースはカーネーションのプリザードフラワーをおつけして販売しておりますので、母の日ギフトをお探しの方はぜひ→
母の日ギフト