今や誰もいっていない言葉に「ペアルック」なんて言葉があります。お互いがよく似た服装をすることなのですが、グラスにはまだまだペアグラスという考え方はありかと。

当店のワイングラスはペアグラスとシングルの2種類ありますが シングルワイングラスを販売し始めたのは今年に入ってからです。基本的にワイングラスはペアで使っていただきたいという想いが強くあり ペアワイングラスの販売をしておりました。シングルでも良さそうなものなのですが 一人でお酒を飲む時もグラスが2つあってその一つを使う方がなんだか 人の気配を感じれていいかなと。
そんなの思い込みじゃないかと思われるかもしれませんが、自分用のグラスではなく贈り物の場合 誰かから他の誰かにプレゼントするために用いられるわけですよね。そこには最低でも二人の人が存在するわけです。なので 同じ文字を彫刻しても一つはプレゼントした人用、もう一つはプレゼントされた人用って思うと嬉しいかなと思ってペアのワイングラスを販売していたのです。
さすがに 自分がワイン好きになると 「美味しくワインが飲めるワイングラス」が欲しくなって それはペアにする意味がないのでワイングラスのシングル販売を始めたのですが それでもペアワイングラスが売れると嬉しくなります。特にお子様からご両親への銀婚式や真珠婚式 この頃では金婚式でもワイングラスをお求めになられる方が多くいらっしゃいます。ご両親が自分たちがプレゼントしたワイングラスでワインを傾けるってなんてステキな光景なんでしょう。そこにはもう笑顔しかありませんよね。
ワインのことを熱く語ってきましたが 残念ながら日本でのワイン人口はまだ少し。九州なら焼酎、東北なら日本酒でしょうか。なので、かわいい赤と青の切子グラスもペアグラスで販売しております。しつこいようですが 私はワイングラスがお薦めです。だって両親の気取ってワイングラスを傾ける姿が微笑ましいと思うから。でも、自分のこととなると切子ぐらいが使いやすいかな(笑)
どんなギフトもプレゼントした相手が笑顔になることが大事。ちょっとでも笑ってくれたら そのギフトは大成功です。