お世話になっている方にお子様が生まれたとのことで
出産祝いを贈らせていただきました。
お世話になっているというのは 私がお世話になっているという意味ではなく娘がお世話になっている方です。そうゆう方への贈り物は自分の友人以上に気を遣いますが、それも親心というものでしょうか。
子供の頃は「友達100人できるかな?」のように新しい学校の上がったり、クラスが新編成になるたびにドキドキしたものですが、社会人になると友人との絆は自ら育てて行かないと続かないので、忙しかったりするとついつい音信が途絶えがち。一年に一度ぐらいはゆっくり会いたいなあと思ったりしますが、大人は何かしらいつも忙しいもの。だから「真の友が作れるのは学生の時」って言われるのかもしれませんね。
それでも風の便りに「新しくお家を建てたよ。」とか「赤ちゃんが生まれたよ。」との声を聞くと「おめでとう!」の声を届けたいキモチになりますよね。本当は会ってお互いの近況などを 昔のように語り合いたい思いに駆られますが、20代~40代というのは仕事も 家庭も プライベートも忙しい世代。そんなとき、なにか記念に残るものを贈ることは、のちのち時間ができた時の自分への財産になるのではないでしょうか。
出産祝いといえば タオルやベビーウエアなどが主流でしょうか。そんななか、カタチに残るものを贈ることは 何だか気恥ずかしいような照れるようなキモチになるかもしれませんね。それでもお互いの絆を深め紡ぐのに役立つのはカタチに残る贈り物だと思います。生まれたての赤ちゃんの名前を記した贈り物を粗末に扱う人はいないと思います。その想いがお互いの絆を大切に繋いで行く心になると思うのです。時間はどんどん過ぎ去ります。その時間に人との絆も流されがちです。日々忙しく動いていると大切な人の環境の変化に気づかないこともあるかもしれません。それでもちょっと思い出した時や、なにかの記念に贈り物を贈ることは 自分も心が豊かになるし 贈られた方も「忘れずにいてくれているのだなあ」と嬉しくなるものです。
そんな自分への心の貯金として 大切な人への贈り物は忘れずに贈りたいものですね。(と、娘に教えたい親心です。)